転職活動は準備が肝心ですが、準備をしても思うように進まないことが多いです。自分は転職経験もあり(今回が2度目)、転職に向けて3冊本を読んで戦略を練っていたので自信がありました。しかし、実際は不採用が続き苦戦することに…。
そんなときにWebマーケター養成スクール「マケキャンbyDMM.com」のキャリアカウンセリングを体験する機会をいただきました。
今回の体験でキャリア形成の考え方が大きく変わったので、どのようなカウンセリングだったのか、そして自分の転職活動にどのような影響を与えたのかをご紹介していきます。
- Webマーケティングのスキルを身につけるスクール
- Webマーケタースクール3年連続No1
(日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2022年12月期_ブランドのイメージ調査) - 受講生の転職成功率98%
(転職活動実施者のうち転職成功した方の割合(弊社適応条件対象者) 2021年1月~2022年4月契約終了者)
当記事ではマケキャンbyDMM.comのWebマーケティング関連の講義ではなく、キャリア講義部分についての体験談となります。
Webマーケティング関連の講義についてはこちらの記事をチェックです。
【責任者に聞いた】マケキャンbyDMM.comの口コミ・評判・転職先を徹底解説
そもそもキャリア形成は重要?
上記の図の通り、キャリア形成は会社選びやスキルアップの方向性を明確にするために非常に重要です。キャリア形成が固まっていない状態で「Webマーケティングスキルを身につけよう!」とスキル習得だけに着目していると、転職後に悪いギャップが生まれてしまうこともあります。
未経験転職の場合はそれだけでなく、選考で「何でWebマーケティングなの?」に対して抽象的な回答しかできず、苦戦する可能性が高いです。
また、読書や動画での独学の場合、発信者の成功体験ばかりで自分には当てはまらないのに鵜呑みにして失敗することもあります。
そのため、自分自身の考えを伝えた上で指導してもらえる、マケキャンのキャリア形成の講義は客観的に見ても魅力的です。
- キャリア形成は転職活動において重要(特に未経験転職)
- 独学だけでは限界があり、適切な指導が必要
- キャリア形成は自己成長や人生設計についても考えるきっかけとなる
行き当たりばったりのキャリアで、何年も人生をムダにしてしまうのは恐ろしいですよね。しっかりキャリア形成を検討し、効率良く理想のキャリアに近づけましょう。
【体験談】実際にキャリアカウンセリングを受けてみた
ここからは実際に私が受けたキャリアカウンセリングの内容を、可能な範囲で公開していきます。
まず、カウンセラーをしていただいたキャリアアドバイザーのご紹介です。
Twitter:@gucci8150039
現在はイギリスの大学院でMBAの取得中なので、最新の論文を基にした情報などもご教示いただきましたので、ご紹介していきます!
【年収が上がれば幸せ?】ライフキャリアレインボー
参照元:【キャリア理論】ライフキャリアレインボーとは?ワークシートのやり方、書き方をご紹介!
上記のライフキャリアレインボーをご存知でしょうか。
端的にいうと、自分の年齢ごとに何を大事にするかを整理するフレームワークです。
- 年収が上がったのに幸福度が上がらない
- 転職の軸が固まらない
こんな転職活動のあるある失敗を防ぎたい方は必須のフレームワークとなります。
- 学び :業務関連の読書、資格の勉強などの時間
- 配偶者 :夫として妻と過ごす時間
- 親 :父親として子供と過ごす時間
- 仕事 :働く時間
- 余暇を楽しむ人:友人と過ごしたり、趣味を楽しむ時間
- 子 :子供として親と過ごす時間
- 市民 :ボランティアなど住んでる地域に関わる時間
これらの項目を基に、キャリア形成を検討しました。
これは超簡易版で、実際の講義ではもっとわかりやすく情報を整理するそうです。
情報を整理する前は「転職後も副業に力を入れていくぞ!」と考えていましたが、今は子育てや妻との時間はもっと大事だと改めて感じました。
そのため学びの時間は抑えて、内容も副業ではなく本業に活かせるインプットを中心にしようと決めています。「本業に専念」と気付けただけでも、企業選びは大きく変わりました。
副業ありきで転職したあと、思ったより時間が使えなかった…という状況は避けられて良かったです。
カウンセリングでは時間の都合上、情報を整理するところまででしたが、実際の受講生は整理した情報を基にキャリア形成についてアドバイスなどもいただけます。
キャリアの正しい広げ方、深め方
転職をする際に「〇〇のスキルを深めよう」「新しく〇〇を習得して、スキルを広げよう」と考えることがあると思います。実はこの「深める」と「広げる」にも失敗パターンがあります。
分かりやすいので私の例を見てみましょう。
- 大学時代 :プログラミング
- 社会人1~3年目:システム設計、案件管理
- 社会人4~5年目:Web広告運用、SEOライティング、SNS運用、案件管理
スキルが散らばっていて「結局何が得意なんだ?」と感じますよね。数年経験したら次のスキル習得に切り替えてしまうので、専門性の高いスキルがない状態です。この状態で転職し、また別のスキルに広げても器用貧乏なだけで市場価値は上がりにくいと気づくことができました。
それではどうやってキャリアを「深める」「広げる」を考えていけば良いのか。
マケキャンで推奨しているのは「深めてから広げるキャリア」です。専門性の高いスキルがあると市場価値が上がりやすく、最も年収が高くなりやすいモデルと言われています。
1つ深いスキルがあると、広げるときも深く伸ばしやすい傾向があるので魅力的です。
今回の面談がなければ「広げると深めるを連発するキャリア」を続けるところでした…。
広げると深めるを連発するキャリア | 深めてから広げるキャリア | |
キャリア進展 | ▲ | ◯ |
キャリア満足 | ▲ | ◯ |
解説 |
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今回私は「Web広告運用」「案件管理」の専門性を伸ばせる企業を候補に、転職活動を進めることにしました。
【スキルだけじゃない】伸ばしたい3つのキャリア資本
キャリア形成で重要なのはスキルを伸ばしていくこと。だから休日は資格取得や読書に時間を使おう。と考えていませんか?
確かにスキルを伸ばすことはキャリア形成で重要ですが、マケキャンでは伸ばすべきこと(資本)をスキルだけでなく、3つに分類していました。
- ビジネス資本:プログラミング、英語などのスキルなど
- 社会関係資本:職場、友人、同業者などの人脈
- 経済資本 :貯蓄、株など
プロティアンキャリアという考え方で、3つのキャリア資本と呼ばれています。
どのスクールもビジネス資本(スキル)ばかりに着目していますが、マケキャンでは社会関係資本(人脈)の形成にも力を入れています。政府が副業を推奨していることもあり「個の時代」とも呼ばれているため、社会関係資本の強化に力を入れているのは納得です。
私自身、Twitter経由でできた繋がりでキャリアに関する相談や、お仕事のご依頼を受けることが増えてきています。
とはいえ、いきなり人脈作りと言われても難しいですよね。
ただ、マケキャン受講時にTwitterをデビューする受講生が多いので、始めるきっかけ作りだけでなく、仲間もいるため継続もしやすいと思います。(Twitterで「#マケキャン27期生」などよくツイートされています。)
ビジネス資本だけでなく社会関係資本も伸ばしていき、周りと差をつけていきましょう。
AIが発達してきたこんな世の中でのキャリア形成
すみません。ここの内容は企業秘密で具体的に公開できません…。
抽象的になりますが「米英の経済学、社会学、心理学研究を取りまとめて作られたキャリアフレームを利用して、AI時代で活躍できるキャリア手法」を解説いただきました。
chatGPTの影響で米英のキャリアに関する論文が急増しているため、置いてかれないように論文を読み漁っているそうです。(すごい…。)
AIの発達によりちょうど時代が変わるタイミングなので「Webマーケティングのスキルを身に付けました!」だけでは理想のキャリアに近づかない可能性が高いです。(私もAIに代替されないかビクビクしています。)
こんな時代だからこそキャリア形成に力を入れて、戦略を練り直しましょう。
キャリア形成は転職活動に活かすことはできたか
キャリア形成の魅力は十分に伝わってきたと思いますが「転職にどう活かせたか」は気になりますよね。そこで、特に転職活動に活かせた”企業選び”、”中長期のキャリア設計について”を紹介します。
企業選びについて 事業会社から支援会社志望へ
最初はスキルが広く浅い状態を活かしやすいと考え、事業会社への応募に絞っていました。支援会社よりも残業を抑えやすいのも魅力的に感じています。
しかし、キャリアを整理したとき「1つのスキルに絞って専門性を高めるべきでは?」「今は副業ではなく、本業に時間を使うべきタイミングだ」と認識を改めることになったため、支援会社志望に切り替え、満足のいく転職活動にすることができました。
事業会社のマーケティング | 支援会社のマーケティング |
スキルが広く浅くになりがち | 専門分野に特化 |
残業時間を抑えやすい | 忙しい分、実務経験を積める |
※上記はあくまでも私が転職エージェントから提示いただいた求人を基にした見解です。「事業会社だけど専門分野に特化」「事業会社だけど社内リソース不足で忙しい」なども多々あります。
特にキャリアアドバイザーの谷口さんから言われた「適正ばかりを気にしているので、もっと意向を意識しても良いかも」という言葉の影響も大きいです。
数あるマーケティング手法の中でも、結果がすぐにわかる広告運用が好きだったこともあり「広告運用を極めるのも良いな」と意向も含めた判断をすることができました。
他にも大手企業とベンチャー企業の場合で、確認するべきことなどを一緒に整理していただいてます。
中長期のキャリア設計について 3年後どうなりたい?
「○年後どうなっていたいですか?」という質問は面接で聞かれることが多いです。(体感だと70%くらい)
この質問への回答の質が改善されました。
「マネジメント領域を伸ばしたい」という結論は変わらないものの、ライフキャリアレインボーで価値観を整理していたこともあり、家庭のことも含めて話すことができ、説得力が変わりました。
また、未経験転職の場合だとWebマーケターのビジョンが抽象的になりがちですが、マケキャンではキャリア講義の中で職種理解を深められることや、価値観を整理できます。そのため、安心して面接に臨むことができるのは大きなメリットの一つです。
私は1度のキャリアカウンセリングのみでしたが、実際の受講生は転職活動が始まってからもカウンセリングを続けていきます。
内定率が上がるPDCAを回しながらの転職活動は知っておくべきなので、マケキャン卒業生へのインタビュー記事もぜひ読んでみてください。
【マケキャン卒業生にインタビュー】 未経験でも本当にWebマーケティング業界に転職できるの?
マケキャンは他のWebマーケター養成スクールと違うの?
転職サポートをしてくれるWebマーケティングスクールは他にもありますが、マケキャンのサポートは質が違います。
理由は簡単。マケキャンは転職サポートを外部委託せず、自社だけで対応しているからです。
他スクールの卒業生にもインタビューしてきましたが、私が知る限り他スクールでは外部の転職エージェントに相談するそうです。希望する求人のヒアリングなど、スクールに受講しなくても受けれるサービスと変わらないので特別感はあまり感じませんでした…。
一方、マケキャンでは採用通過率1%と超厳選した専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
具体的なサポートの違いをまとめると下記のようになります。
マケキャン | 他スクール |
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講義で指導してくれた講師だからこそ、自分への理解度が高い状態で求人の紹介や、転職活動のアドバイスをしてくれます。これは専任キャリアアドバイザーがいるスクールの特権ですね。
上記の通り、マケキャンと他スクールで学べる範囲は違ってきます。自分のキャリア設計に問題がなくWebマーケティングのスキルだけを伸ばしたい方は、広告配信の実践ができる他スクールをオススメします。
「ワークライフバランスが整った企業に転職したい」「もっと年収が上がるキャリアにしたい」などを考えている人は、マケキャンの受講を検討してみましょう!
【責任者に聞いた】マケキャンbyDMM.comの口コミ・評判・転職先を徹底解説
マケキャンのキャリアカウンセリング体験 まとめ
今回の記事では、キャリア形成の重要性や、実際のキャリアカウンセリングの内容をご紹介しました。
私がここまでキャリア形成を推奨しているのは「思っていたのと違った…」という転職者の話をよく聞くからです。私自身の1度目の転職はキャリア形成をそこまで考えていませんでしたが、運良く後悔のない転職となりました。もし失敗していたら何年も時間をムダにしてしまったと考えると恐ろしいです。
そんな失敗を避けつつも、理想のキャリアに近づけるためにぜひマケキャンの受講を検討してみてください。
今回の記事でご紹介したキャリア形成の内容はほんの1部です。まだまだ気になることも多いと思いますので、まずは気軽に無料相談で悩んでいることを伝えてみましょう。
私もまだまだ理想のキャリアに向けて、もがいている途中なので負けずに頑張っていきます。