Webマーケティング業界の将来性が明るい2つの理由【なくなるって本当?】

Webマーケティング業界の将来性が明るい2つの理由【なくなるって本当?】 Webマーケティング
グロン(筆者)
グロン(筆者)

Webマーケティング業界で市場価値をあげる!そして独立!

私はWebマーケティングを知った時、この業界なら市場価値が上がると思いました。
ただ、魅力的な情報ばかり目立ちますが、AIの発展によりWebマーケターに将来性はないという意見もあります。

市場価値を上げるのに将来性は欠かせないですよね。
そのため、未経験でWebマーケティング業界に転職した私が、実際に感じた将来性や業界のトレンドについて解説します。

キャリアで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • Webマーケティング業界の将来性
  • Webマーケティング業界の安定性
  • 市場価値を上げるマーケター
  • 年収を上げるキャリアパス
  • 未経験での転職市場

結論:Webマーケティング業界に将来性は高い

Webマーケティング業界は将来性

結論から言うとWebマーケケティング業界の需要は現在も高まっており、今後も市場価値は上がっていきます。

「本当にWebマーケティング業界の需要が高まっているのか」

ITの発展など様々な理由がありますが、大きな根拠は下記の2つです。

  1. 集客方法がデジタルへシフト
  2. インターネットの広告市場が拡大

それぞれ解説していきます。

集客方法がデジタルへシフト

ご存知の通り、2020年ごろからオフラインでの営業や集客は困難になりました。 そのため、Webを使ったマーケティングの需要が一気に高まっています。

新型コロナウイルス対策として、具体的にどのようなマーケティング活動を行いましたか?

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参照元:新型コロナウイルスの感染拡大後のマーケティング活動への影響調査

上記表のようにオンラインのマーケティング施策が増えています。

増加傾向のマーケティング施策
  • オンラインセミナーの活用
  • オンライン商談の導入・強化
  • ホームページ強化による問い合わせ獲得
  • メールマーケティングの強化

今の状態のマーケティングが馴染みつつあるので、今後もオンライン主体のマーケティングは変わらないと予想されています。

インターネットの広告市場が拡大

媒体別広告費_Webマーケティング_電通

参照元:2021年 日本の広告費 電通ウェブサイト

上記の表の通り「インターネット」の広告費だけが常に右肩上がりです。

2019年には「テレビ」の広告費を超えて話題となりましたが、2021年はマスコミ4媒体(新聞紙、雑誌、ラジオ、テレビ)の合計よりも「インターネット」の方が広告費が多くなりました。

このようにWebでの広告はまだまだ右肩上がりのため、広告運用の需要も高まっていくと言えます。そのため、Webマーケティング業界の将来性は今後も期待できます。

Webマーケティング業界のなくなる仕事は?【AIに取られる?】

【転職失敗の可能性あり】AIに負けるWebマーケターとは

ここまでWebマーケティング業界の明るい将来性について解説してきました。しかし、AIの発達により需要が下がっていくWebマーケターもいます。

これからWebマーケティング業界を目指す人に向けて、需要が下がっていく業務を解説するので、転職先を見極める際に参考にしてください。

※詳しく紹介すると難しくなるので、ざっくり紹介します。

【結論】AI・機械学習に仕事を取られていく。

AI発達の影響を特に受けるのは「広告運用」のWebマーケターです。

昨今、広告運用にて機械学習に任せる範囲が広がってきました。

まだ先の話ではありますが、機械学習はドンドン強化されていくため「広告を入稿するだけの運用者」はAIに淘汰されます。

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広告運用者以外も安心できないですが、細かい作業はAIに任せる時代になるため、AIを上手く扱う側のWebマーケターの需要が伸びていきます。

そのため、「広告を入稿するだけの運用者」ではなく「企画まで考える広告運用者」を目指しましょう。

個人のコンテンツマーケティングは将来性なし?

Googleアルゴリズムのコアアップデート”により、SEOに関する評価基準が年に2回ほど変動します。

このアップデートで大きな影響を受けて、月収300万円が10万円になったという人が話題になりました。

そのため、個人のコンテンツマーケティングは「オワコン」と言う人もいます。

ただ、個人でも評価されるジャンル選定や、企業にサイトを借りる(賛否両論ですが)など対策をするWebマーケターは売り上げを出し続けています。

このようにGoogleのアップデートに振り回される前提で、常に勉強しているWebマーケターは市場価値を高めており、高い将来性を維持しています。

プライバシー保護強化により広告効果ダウン

iPhoneなどApple製品のプライバシー保護が強化され、広告業界に大きな影響が出ています。

これまで”cookie”という技術を使って広告を見たユーザーを計測していましたが、プライバシー保護の強化でほとんど計測されなくなりました。

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情報を計測しづらくなったため、各広告媒体は新しい計測方法を実装しました。

そのため、”新しい計測方法に沿った広告設定ができる運用者”と”そうでない運用者”で、差が出るようになりました。

広告運用に限った話ではないですが、新しい仕組みについていくために常に勉強が必要な職業です。

将来性の高いWebマーケターになれる?

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Webマーケティングの将来性は高いですが、需要が下がっていく業務もあると解説してきました。

この章では、需要を上げていけるWebマーケターってどうやってなるの?について解説していきます。

後悔しないキャリアパスを築くためにも、一緒に検討していきましょう。

そもそも未経験でもWebマーケターに転職できる?

将来性は分かったけど、そもそも未経験で転職できるの?

結論から言うと「未経験でもWebマーケターに転職できます」

私も元々はシステムエンジニアだったため、未経験からの転職でしたし、30代で転職された方もいます。

また、Webマーケティング需要は高まってきているため、求人数も増えていきます。(そもそも人手不足の業界です。)

しかし、Webマーケターを目指す方も増えてきたため、簡単には転職できません。

私は書類だけで128社落ちました…。

Webマーケティング業界だしブログを運用していれば、それだけで有利になると思っていました。

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最近はマーケター養成スクールに通う未経験者もいるので、未経験者の中でも差が目立ちます。

そんな難易度の高い未経験転職成功の秘訣は転職エージェントの利用です。(doda、リクルートエージェントなど)

転職エージェントとは転職をサポートしてくれる転職活動のプロです。

私は志望動機や履歴書の内容を何度も見てもらいました。

これから転職活動される方は、ぜひ利用してみてください。

Webマーケティング業界のキャリアパス【年収の上げ方】

Webマーケティング業界の平均年収は465万円です。(参照元)

日本の平均年収が436万円のため、平均よりも高い年収となります。

関連記事

平均年収が高くても、300万〜800万とピンキリですが、差をつけるのは自分の適正に合ったキャリアの選択ができるかです。

Webマーケティングのキャリアで悩むポイント
  • 「スペシャリスト」or「マネジメント」
  •  スペシャリストなら特化するスキル
  • 「事業会社」or「支援会社」
  • 事業会社なら業界選定
  • 「会社勤め」or「独立」

特に重要なのは「スペシャリスト」or「マネジメント」です。

「スペシャリスト」は特定のスキルに特化していて、一人で大きな売り上げを作れる人です。

Webマーケタースペシャリスト

このタイプは勉強熱心な方が多く、会社員よりフリーランスの方が年収をあげやすい傾向があります。

「マネジメント」は経営知識や人をまとめるディレクション能力が高い方です。

Webマーケター_マネジメント

会社員で年収を上げるには「マネジメント」に業務をシフトしていく必要があります。ただ、フリーランスとしても需要が高いため、このタイプの人は「会社勤め」も「独立」も視野に入れることができます。

自分のスキルに適したキャリアを考えてみてください。

【最後に】Webマーケティング業界の将来性は自分次第

Webマーケティング業界の将来性は自分次第

Webマーケティング業界の将来性は明るいです。ただ、努力が報われやすいだけで、市場価値を上げられるかはその人次第です。

当然辛い面もあり「Webマーケティング業界はブラック」という人もいます。

 

ただ、伸びている業界なので、努力が報われやすいのは事実です。

仮にWebマーケティング業界を後から辞めるとしても、マーケティングのスキルはどの業界でも役に立ちます。

他業種でも活きるスキル
  • 価値を見極める力
  • 行動心理学の知識
  • コミュニケーション能力
  • ディレクション能力

私もまだ未熟ですが、Webマーケティング業界の将来性に乗っかって努力していきます。
未経験での転職は大変ですが、一緒に市場価値を上げていけるように頑張りましょう!

わからないことがあればTwitterからお気軽にDMください。

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